節分を過ぎてもまだまだ寒い冬の日、10キロ目前の娘を抱っこ紐に入れて登園していると、冷たい風が顔や手に当たって痛いようで、娘がぐずり始める。
前向き抱っこしていた娘に「お母ちゃんの方向く?」と聞くと、「ウワ〜ン」との答え。同意の意思を感じ取ったので、リュックを下ろし、上着を脱いで、抱っこ紐を外して娘の向きを変える。
私の胸にピタッと張りついて暖をとっている様子の娘。娘の体温で私もとても温かい。
「あったかいね」と話しかけると、「あったたい」とポツリ。驚く私。
これまで温度に対する言葉は、ごはんが「あち」お風呂が「あち」など、「あち」のみだった。この日、初めて「あったたい」を発した娘。「熱い」ではない「温かい」を分かるようになったんだなぁと思うと、胸がほっこりして嬉しくなった。
寒い冬の日の抱っこは、娘と私の間がスーパーあったか空間になり極楽の気分。
娘と過ごしてきた1年9ヶ月、私はずっと胸が温かい。