深夜2時にぐずぐずし出した6ヶ月の娘。
いつもはおっぱいを飲むと秒で寝るのだが、この日は飲み終わってもなかなか寝付けない様子。日中、写真を撮ってもらったりして緊張したのかな?
母は眠くてしばらく放っておいたが、娘は一向に眠れない様子なので、私も寝るのを諦めて抱っこする。座ったまま抱っこしててもご機嫌ナナメのままだったけど、立って歩くと少しお気に召したよう。私は寝不足で身体が重いが、「いつもよく寝てくれているので今日くらい」という気持ち。♪夜のお散歩よ〜 と歌いながら寝室を歩く。
ちょっと落ち着いたので布団に寝かし、私はキッチンへ行って明日の朝の米を研ぐ。「寝たかな〜?」と思いながら戻ってくると、再びぐずぐず中の娘。
今度は2人で寝室を抜け出し、リビング、キッチンとお散歩。深夜に寝室から出たのは初めてで、なんだか楽しい。喉が渇いていた私は、真っ暗な中、テーブルにあるポットのお白湯を飲む。「はぁ〜(おいしい)」とため息をつくと、娘がケラケラ笑う。
この時間に寝室を抜け出して、2人でお茶(お白湯だけど)したのも初めてのこと。なんだかひみつのデートをしてるみたいで楽しい。娘が笑ってくれたことで、なんだか特別な時間になった。暗闇の中の笑顔が胸に輝く。